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最近、TVやネットでも子供の自殺のニュースをまた聞かされました。
大津市での中学生の自殺問題ですが、TVやネットでも大きな社会問題となっております。
[ネットは剣より強し・・・]との様相を彷彿させられる現象もありますが、
このBlogは集団ストーカーを広報している訳であり、
今回のイジメ問題に限らず集スト被害者の立場としての見解は共通点も多く存在します。
そんな、集スト被害者として考察して記述したい事は沢山あるのですが、
色々と今回の自殺した被害者の状況や心情を知るほどに誠に哀痛の極みであります。
被害者の言葉として伝えられているアンケートの回答に非常に感懐深い想いを受けました。
「がんの友達に自分の命をあげるなどと言っていたらしい」との回答です。
あれ程の悲惨な状況下でも他人を思いやる優しい心の持ち主だった事が窺い知れます。
この時代に自己犠牲の精神とは、いじめっ子の心理とは対極を成す精神性を感じました。
自殺したとされる中学生の死の意味や思いを考慮させて頂き今後の糧となるべく、
また、残されたご遺族の「もう、以後イジメが起こらない為にも・・・」の言葉からも、
私も微力ながら、今回の記事を現代社会の観点から記述させて頂きたく思います。
非常に記述が長くなりましたので、幾つかに分けて記載してみます。
子供の自殺原因は、家庭内DV等その他があると考えられますが、
しかし、その十中八九が学校での[いじめ]が問題での自殺が歴然たる事実です。
誰にでも想像に難しくない原因であり、
何年も前から繰り返してきた審議しなければならない事柄、重要案件です。
昨今の原発事故での審議では、「人災であった!」の報告が挙がってきました。
学校でのいじめを苦にした自殺も人災であり、今回の事案も自殺示唆・教唆の人災事件というよりも、
「事件」より規模の大きな意味合いの語で社会的な国としての事案とみてもよいと思います。
そんな事案として、これまで何度と繰り返し挙がってきたイジメを苦にした子供の自殺では、
定期的に繰り返し聞かされる子供たちの無言の抗議・最後の抗い。
自殺を美化した言い方をしてはいけませんが、それは氷山の一角でもあり、
過去の文部大臣の緊急アピールでの、
「深刻ないじめは、どの学校にも、どのクラスにも、どの子どもにも起こりうる」、
「小学校4年生から中学校3年生までの6年間の間に、
いじめ(仲間はずれ、無視、陰口)と無関係でいられる児童生徒は1割しかいない」
との指摘どうり国としても政治としての取り組みがありましたが、しかし未だに後を絶ちません。
イジメ問題は、人間のメンタルな部分が根底にあり、人間社会に於いての微弱性を窺わせる案件であり、
なかなか、簡単には後を絶ちきれない難しい課題でもあります。
いじめ - Wikipedia にありますが、
シカゴ大学による脳のfMRIスキャンを使用した最新の研究によると、
人が他人の苦痛を目にすると、自身が苦痛を経験したときと同じ脳内領域が光るが、
いじめっ子の場合扁桃体や腹側線条体(報酬や喜びに関係すると考えられている部位)
によってそうでないものに比べ活発に活動することがわかったという。
「つまり、いじめっ子は人の苦痛を見るのが好きだと考えられる。この考えが正しい場合、
彼らは弱い者いじめをして他人を攻撃するたびに心理的な報酬を受け取り、
反応の強化が進んでいることになる」
「自己制御を欠いている点を処置する、あるいは埋め合わせる治療法を開発する必要があるだろう。
いじめっ子が自己制御を欠いているのは事実だと考えているし、
他人を傷付けるたびに心理的な報酬を受け取り、反応の強化が進む可能性がある」
と同研究チームのレイヒーは話す。
との科学的見識もありますし、誰しも心理的に何処となく判っている見解でもあろうことは推測できます。
加害者を擁護する心算はありませんが、人には[欲求と適応機制]という課題があります。
いじめっ子は心理の奥底にある動物的本能の無情を備えており、それを自己制御するのが倫理観であり、
そんな倫理観、人としての社会性モラルという自己制御を欠いた状態での、
己の欲求を剥き出しに自己満足の充足としてのイジメ行為を行っているのがいじめっ子であり、
その立場の優位性としての心理的な報酬を受け感じているのがいじめっ子の心理ともいえます。
いじめ - Wikipedia
刑法上の犯罪となる全ての攻撃。
2006年の福岡中2いじめ自殺事件のケースでは暴力行為等処罰ニ関スル法律違反の疑いが適用されたが、
このように恐喝や傷害などの行為を伴わずに立件されるのは異例の話であった。
ほとんどは組織防衛(教育界)の観点から(“身内の恥を晒すな”と)内密に処理され、
自殺など人命に関わる事態に発展しない限り立件がない場合が多い。
に有ります様に過去の教訓が全く改められておらず、
今回も同じシステムやマニュアルをなぞるような事態を標示するものであります。
現代社会事情での教育現場では、教師は雑務に追われ余裕のない状態が続いているそうです。
その上、[成果主義]に近い人事考課制度との教師を採点評価しペナルティとしての給与の増減まで、
それは、教師の教育意欲の萎縮や[事なかれ主義]への傾向、
イジメの隠蔽への移行「臭いモノには蓋をする」体質。
さらに、現代社会の傾向としてのモンスターペアレントの出現における外部圧力などにより、
真の教育者としての熱意の憔悴を伺わせる昨今の現代教育現場です。
今回のイジメ問題の事案は、この国における隠された大きな土壌の体質を浮き彫りにしている感が有り、
この日本の縮図を描出しえる課題を現代社会に与えた事案と捉えられます。
モンスターペアレント - Wikipedia によりますと、
モンスターペアレントとは学校などに対して自己中心的で理不尽な要求をする親を意味する。
基本的には直接教員にクレームを行うものが多いが、
校長、教育委員会、自治体などより権限の強い部署にクレームを持ち込んで、
間接的に現場の教員や学校に圧力をかけるという形式も増えている。
との事ですが、
今回のイジメ問題ではいじめっ子の親族にPTA会長や人権団体役員、病院に天下りした警察OBの存在、
警察OBの天下りと言えば去年現役の警視庁捜査一課警部の逮捕という事件がありました。
逮捕内容は、病院側への(天下り?)再就職の強要がらみの地方公務員法(守秘義務)だったと思います。
(守秘義務)違反で逮捕された警視庁捜査一課警部 | OKWave
天下りを受け入れる側には其れなりの見返りメリットが発生します、それは口利き等のコネ、
他への圧力や融通などの根回し優位性が生じるコネクションにほかなりません。
天下りと言えば国家公務員ばかりではなく地方公務員も然りで、学校の校長とて同じで天下っています。
この国における隠された大きな土壌の体質たる、この天下りコネクションは蔓延しております。
この様なコネクションネットワークは実際に社会の裏側で暗躍しており、
未だ実態の不透明な秘密裏の隠された組織的コネクションも集団ストーカーで使われております。
この国における隠された大きな土壌の体質の縮図はモンスターペアレントのクレーム先の権限の強い部署が、
逆にモンスター化しており、自己中心的で理不尽な圧力を要求をする社会性の癌との様相を表徴しております。
数年前のイジメ問題が社会化し話題になっていた時に、ヤンキー先生こと義家弘介議員が、
TV出演していて、「俺たちが子供の頃はイジメ行為は恥ずかしいことだった」。
とのコメントを熱く語っておりましたが、まったく持って私も同感・同意見でした。
イジメ行為はミットモナイことで、恥ずかしい行為という概念が自然と誰にも備わっておりました。
美学・志という意識したものではなく、ただ当たり前の戒律が普通に受け継がれていたものです。
それは、日本古来からの恥を知る文化が倫理観にあり社会性モラルという自己制御となっておりました。
今やその倫理観・モラルという自己制御装置も冷めた現代社会では利かなくなっている傾向があり、
道徳観や戒律と要ったものは奇麗事と揶揄され遣った者勝ちの自己中な現代意識が勝っているのかもしれません。
ですが、この日本人気質で[弱い者イジメは恥]という何かあるものに関するひとまとまりの意識内容
昔から有った日本人気質の観念が誰しにも心の根底に流れていたものでした。
数十年前の校内暴力が全国的に広がり問題化されましたが、思春期・反抗期の子供たちの視線は、
大人や教師たちに向けられていましたが、沈静化したその後は生徒同士に向かっているのかも知れません、
それが、イジメという形でエスカレートしているのでしょうか。
やはり、現代社会は知識や情報を簡単に知ることが出来る代わりに恥を知る事を何処かに忘れている、
恥知らずのモンスターばかりになっているのかもしれません。
人間のメンタルな部分の根底にある微弱性は倫理観が自己制御として作用します。
人間社会には守らなければならないルール法律があり使い方次第では人を縛ることにも成ります、
しかし、動物ではなく人としての最低限の戒律は無ければ人間社会は成り立ちません。
今一度、日本人気質で[弱い者イジメは恥]という観念を思い出し広げていくことが、
理屈ではなく気質としての人間資質を育てる人間教育の原点回帰が思想となり、
少なくともイジメ問題のいじめっ子の根本的抑止力に繋がって行くのではないでしょうか。
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